両親ロンドン滞在記 vol.2 - 大英博物館とロンドン漱石記念館
さて、滞在2日目。初日で疲れた両親を考慮して、今日はゆっくり市内を歩く予定。奇跡的にまた晴れた!!
私の両親は2人とも建築関係の仕事をしていて、特に母親は古い建築物に興味があります。父親は、この年代のおじさんにありがちな遺跡とか歴史とか好きなタイプ。笑
ということで、この日は2人の趣味にあうような場所をチョイス。
King's Cross駅とSt. Pancras駅
両方とも駅舎がかっこいい駅。King's Crossはハリー・ポッターの9 3/4 platformの舞台としても有名で、「せっかくだから見てみたい」という母親リクエストで来てみました。St. Pancrasはユーロスターの発着駅です。
9 3/4 platformは今日もにぎわってました!
大英博物館へ
これは父親リクエスト。とはいえ私も10年前に観光で来たときに行ったきり、今回赴任してからは行っていなかったので、ちょっとわくわく。
ただし全部をゆっくり見る時間はないので、超ベタにロゼッタ・ストーンなどの有名どころをまわりました。それでも、お土産買うの含めて合計3時間くらいいました。
個人的には、アッシリアのライオン狩りがとても印象的だった。今度は音声ガイド聞きながらゆっくり勉強したいと思います。
もうお昼時なので、せっかくの日曜日だし…と思い、大英博物館の目の前のパブでSunday Roastを注文。イギリス人が日曜日にパブで食べる定番メニューです。うーん、ここはお肉堅くてちょっとイマイチ。。。
ロンドン漱石記念館へ
ロンドンに「ロンドン漱石記念館」https://www.facebook.com/sosekimuseum/ があるのご存じでしょうか?漱石が留学生として2年間を過ごした下宿の近くにあります。
実は入場者減の影響で2017年9月に閉館してしまうのですが、その記事を読んだ母親がぜひともいきたい、とのことでいってきました。私も恥ずかしながら知らなかった。
Clapham Commonから15分ほど歩いたところにありますが、この途中にある公園がまたとっても気持ちいい!このへん住宅地なんですが、本当いいところ。
記念館は普通のフラットの2階にあるので見つけるの大変です。行かれる方は「80b」の表札を見逃さないようにご注意です。そこのチャイムを押すと、管理人さんがあけてくれます。
中は、漱石が集めた書物や写真、新聞記事など貴重な資料がたくさん。漱石の時代、英文学を学ぶには帝国大学英文学科しかなく、彼の代は入学者一人だったこと、留学はいやいやで苦痛の2年間だったこと、など意外な事実がわかります。
彼の苦悩は最終的に「文学の意味とは」というところにたどり着きます。彼がどうやって英文学を理解しようとしたのか、とても興味深いです。
また、ロンドンの建物には「ブループレート」と呼ばれる、有名な人が住んでたところなどに貼ってある青い丸プレートがあるのですが、漱石は日本人で初めてブループレートになった人だそうです。行ける方にはぜひ訪れてほしい場所。
最後にみんな大好きフォートナム&メイソンでお買い物。紅茶はもちろんですが、個人的には紅茶フレーバーのクッキーシリーズがとっても美味しいのでオススメ!8ポンド弱とお手頃価格で缶もおしゃれです。
ぐったりする父親を横目に、母親は紅茶とクッキーを買いこんでました。笑
さて、明日からはいよいよ郊外へおでかけ!晴れますように…!
<両親滞在記まとめ>
両親ロンドン滞在記 vol.3 - バース&ストーンヘンジバスツアー
両親ロンドン滞在記 vol.5 - コッツウォルズバスツアー
両親ロンドン滞在記 vol.6 - お買い物とあれこれ(最終日)