両親ロンドン滞在記 vol.5 - コッツウォルズバスツアー
いよいよ両親の帰国日も明日に迫り、丸一日過ごせる最後の日。母親の希望でコッツウォルズのバスツアーにいってきました。
「地球の歩き方」じゃなくて、るるぶとかarcoとか抜粋タイプのガイドブックを見てると、ロンドン近郊のオススメの場所として必ず名前のあがるコッツウォルズ。正確には「コッツウォルズ地方」であり、そこに点在する「はちみつ色のレンガ」の建物に囲まれた村・町が人気になっています。
実はすでに一度バスツアーに参加してるので、今回は違う村をまわるツアーを探してこちらに参加してきました。
憧れのコッツウォルズ ハイライト周遊1日観光ツアー<終日/日本語> by [みゅう] | ロンドンの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
ちなみに以前参加したのは、my busのこちら。
https://mybus-europe.jp/mybus-jp/eBroucher.do?countryCode=GB&cityCode=LON&itemCode=MBL3WA
第一の村 バーフォード
今回のバスツアーは最初からVictoria駅集合でした。Victoriaは日本でいうと品川みたいな感じ(と個人的には思っている)なので、かなり広いです。観光客への待ち合わせ場所としてはハードル高いような。。。
やっぱり人気ツアーだけあって、先日のバース&ストーンヘンジより参加者が多い。
今回超ラッキーなことに、ゆったりタイプのバスでシート数が少ない分ひとりあたりのスペースが広く、足元超ゆったり!!しかもリクライニングもあって最高でした。笑
さて、最初の村バーフォードは私も初めて。「地球の歩き方」にも掲載なし。斜面に沿って建物が建っていて、坂の上から見渡す景色がとってもきれいでした。
コッツウォルズで人気のHuffkinsというパン屋さんもありました。パンやお菓子も人気ですが、ここはトートバッグが有名!私も写真のピンクを持っていますが、案の定母親が「自分用と妹用に~♪」と購入。
ちなみに季節ごと?にいろんな色のバリエーションがあるそうです。
第二の村 バイブリー
おそらく全てのガイドブックに載っている、最も有名な村。芸術家のウィリアム・モリス が「イングランドで最も美しい村」と称したことで有名です。
一番の見どころは「アーリントン・ロウ」と呼ばれる石造りの長屋。ここは二度目なのですが、前回より天気が良くて景色がとっても美しかったです。
他にもマスの養殖が有名で、Trout Farmも見学可能。バスツアーだと時間がなくていけませんが、マスも売ってます。おいしそう。
アーリントン・ロウ以外も、スワン・ホテルや一般の住宅がとってもきれいで、特に夏はお庭のお花がステキです。
ちなみにバイブリーにも、日本人はじめものすごくたくさんのツアーが来ていたのですが、「君たちは僕のツアーに参加しているか?」と突如慌てふためくイギリス人お兄さんに話しかけられました。日本人のツアーのアテンドさんらしいのですが、集合時間になってもひとり来ない人がいて、大騒ぎになっていたようです。(後に見つかったらしい)
多分日本の会社が仲介しているツアーだと思いますが、現地ツアーでは時間どおりに来れない人は容赦なく置いていかれます。日本みたいに点呼もしません。はーい時間だよー行くねー、みたいな感じ。現地人も「日本人は時間に忠実」と思っているので、ちゃんと時間は守りたいものです。
第三の村 ボートン・オン・ザ・ウォーター
「コッツウォルズのベネチア」と呼ばれる川の街。比較的大きくレストランやお店も多いので、バスツアーなどではここで昼食をとるパターンが多いようです。今回のツアーでは、おすすめレストランの書かれた簡単な地図をいただきました。
毎日家で夕食を食べているため、イギリスらしいパブご飯に挑戦してほしく、フィッシュ&チップスが食べれるお店に行きました。ついでに、これまたイギリス名物でありながら食べれていなかったスコーンも注文。しかし… ここのフィッシュ&チップスは油っぽくてイマイチでした。ここはカフェっぽい感じだったのですが、フィッシュ&チップスはハブの方が美味しい気がする。
町は川沿いで夏を楽しむ人々でいっぱいでした。川から少し入った路地のほうは、普通の住宅地っぽい感じです。その「普通の住宅地」もはちみつ色なので可愛い。
第四の村 ブロードウェイ
個人的にはここが良かったかなぁ。ブロードウェイはその名のとおり道の幅が広く、それも昔は宿場町のような感じで栄えており、馬車が頻繁に通ったかららしいです。お買い物ができるアーケードもあって、他の村よりにぎやかな印象。
ここのBroadway Deliがガイドブックにも紹介されていて、野菜とかいろんな地元のものを売っていて、見てるだけで楽しかったです。
コッツウォルズの村にいくと「マーケットクロス」と呼ばれる、写真のようなもモニュメントをよく見かけます。これは昔このマーケットクロスの下で市場が開かれていた証だそうです。上に十字がついているのは「神のもと不正はしません」という市場の誓約のような意味だそうです。
写真の右手奥のCotswolds Cortsの中にはお店が連なっていて、さらに奥へ抜けると無料トイレもあります。
こちらはコッツウォルズの茅葺屋根。石造りの町並みにまぎれてました。
4つの村をまわりましたが、ひとつずつがこじんまりとしているのでどこも45分くらいで町並みを楽しめます。似ているのだけど少しずつ違う特徴を持つ村を比べるのも楽しいですね。
訪問手段は、バスツアーかレンタカー、電車でまわるなら事前に調べて効率よくまわらないと大変です。またマナーハウスやホテルがある村も多いので、お泊りしながらイギリスの村を楽しむのもステキです。
コッツウォルズの村はイギリス人にもとても人気だそうですが、この美しい外観を守るために維持費がものすごくかかるらしく、村暮らしとはいえ出費がすごいらしいです。。。
さて、両親は明日帰国。何だかあっというまだったような長いような。明日は最後のお買い物の予定です。
<両親滞在記まとめ>
両親ロンドン滞在記 vol.2 - 大英博物館とロンドン漱石記念館
両親ロンドン滞在記 vol.3 - バース&ストーンヘンジバスツアー
両親ロンドン滞在記 vol.6 - お買い物とあれこれ(最終日)